オーストラリア化学物質登録
目次
1.工業化学品法2019の概要2.弊社のサービス
3.世界各国化学物質登録対応可能国
1.工業化学品法2019の概要
0.背景・経緯 | オーストラリアでは、NICNASリフォーム実施計画に基づき、2020年7月1日から「工業化学品法2019」が施行されました。 | 1.法規名称 | Industrial Chemicals Act 2019(工業化学品法2019) |
2.登録目的 | オーストラリアに導入された工業化学品を規制するための国家レベルの計画を制定し、オーストラリア住民の健康と環境の保護に協力するため。 |
3.実施日 | 2019年11月12日が正式に発効し、3回の改訂を経て、最新版は2021年9月1日発効。 |
4.主管機関 | オーストラリア保健省(Australian Government Department of Health)下の オーストラリア工業化学品導入管理局(AICIS) |
5.義務者 | オーストラリア国内の製造者または輸入者。 |
6.対象物質 |
オーストラリア工業化学品インベントリー (AIIC) に非収載の工業用途新規化学物質。 ※工業用化学物質:工業用途を有する化学物質のために、インク、プラスチック、接着剤、ペンキ、溶剤、化粧品、 石鹸及び多くの消費製品(物品中の化学物質を含む)の原料、ポリマー及び成分をカバーしています。 |
7.免除対象 |
1.一般化学薬品 ・農薬製品(殺虫剤、肥料、家庭用殺虫除草剤を含む殺虫剤、次亜塩素酸ナトリウムなどのプール消毒剤) ・動物用化学製品(動物用医薬品、ペット用食品、飼料など) ・薬剤師が調合した物質または混合物 ・医薬品または治療薬 (消毒剤および体外診断試薬を含む医療機器、医薬品、一次日焼け止め製品、消毒製品) ・食品または食品添加物、放射性化学物質、放射性化学物質 2.その他の物質 ・オーストラリア国内で購入した物質(上流の元の工場が遵守義務を完了しているため) ・天然化学物質 ・商業的価値のある非単離中間体 ・物品から意図せず放出された化学物質 ・輸送された化学物質 ・航空機または船舶に偶発的に持ち込まれた化学物質 ・個人使用のための化学物質 ・特定の形状、表面、またはデザインの完成品 |
2.弊社のサービス
オーストラリアにおいては、「オーストラリア工業化学物質(届出・審査)法」(Industrial Chemicals (Notification and Assessment) Act 1989)に基づき、オーストラリア国内の新規化学物質の製造者・輸入者は申請/届出が必要があります。そこで、弊社では日本企業のオーストラリア新規化学物質登録をサポートするため、代理人として申請業務に対応できる体制を構築しました。
【対応可能業務】
①新規化学物質申請代行
・収載導入(Listed)
・免除導入(Exempted)
・報告導入(Reported)
・評価導入(Assessed)
・商業評価導入(Commercial evaluation)
②導入カテゴリーの事前評価
③年次宣言代行
④SDS&ラベル作成(現地法規対応)
【業務の流れ】
①お問い合わせ、お見積依頼
②お見積り、スケジュール提案
③登録資料作成・提出
④登録番号取得
3.世界各国化学物質登録対応可能国
・中国化学物質登録・台湾化学物質登録
・韓国新規化学物質登録
・米国化学物質登録
・タイ化学物質登録
・フィリピン化学物質登録
・インド化学物質登録
・トルコ化学物質登録
・UK-REACH化学物質登録
・EU-REACH化学物質登録
・カナダ化学物質登録
・オーストラリア化学物質登録
・日本国内化学物質登録
・ベトナム化学物質登録
・ロシア化学物質登録