2021-07-26
企業理念

1.企業理念
①Mission―使命
優れた製品を持つお客様のグローバル事業展開に安心と確かさをプロデュース し、
日本と関係国の更なる発展に貢献し、関係する人々に価値と感動をもたらします。
ハニカムが考えている「安心と確かさ」とは
お客様の製品をグローバル事業展開する際、弊社のサービスをご利用いただくことで、次のような安心と確かさを受けられることをお約束致します。・確かな法根拠と事実に基づく判断
・法的リスクの排除
・ベスト納期の確約
・商取引の円滑遂行支援と機密情報の保護
・状況や環境の変化に耐え得る確かな品質
・長期的な事業継続に寄与する価値
・お客様の親身になって考える気持ち
これは、サービスとサービスを提供する企業に付随するものでなければなりません。
このような安心と確かさは今も昔も将来も、万国共通の価値であり、あらゆるサービスと品質に付随する不可欠な基本要素であると私達は強く信じております。
不確実性がますます強まる国際環境の中こそ、優れた製品を持つ企業のグローバル事業展開に、安心と確かさをプロデュースする企業でグローバル事業展開をされているお客様には、化学品の法規制なら、ハニカムに聞けば!と常に認知されているような、サービスと企業の両方から安心と確かさを与えることを追求し続けます。
企業理念についての背景と説明
世界には環境、健康、安全にかかわる様々な課題に直面しています。企業は、優れた技術や製品をもって課題解決に取り組みながら、年々グローバル事業展開を続けています。グローバル事業展開に当たって、異なる文化、商習慣、法制度によりリスクと不確実性は常に伴います。そのリスクと不確実性を取り除くべく、お客様の事業展開に安心と確かさをプロデュースすることを弊社の社業とし、関係国の発展、関係する人々に価値と感動をもたらすよう、関連事業の一層充実を追求し続けます。
グローバル事業展開に安心と確かさを提供することは決して容易ではないと考え、敢えて「プロデュース」という表現を使いました。これまでのノウハウ蓄積もありますが、現地の言語、法規、商習慣、規制当局へのアプローチの他、化学知識、規制の枠組、国際貿易、各種データベース、ITなど、様々要素を持ち合わせて、最適な仕組みに仕上げ、お客様のグローバル事業展開のニーズに応えられなければ、決して安心と確かさは生まれてきません。
これまで、お客様製品のグローバル展開の支障となる多くの難しい課題について、真摯かつ多角的なアプローチより、様々な困難を乗り越え、課題解決に導いて参りました。
これは企業から感謝されるだけでなく、現地当局が気づきにくい海外企業の受け入れの支障となるような多くの課題を提供し、実際の施策に活かして頂く事ができました。
こうして、企業と現地当局との橋渡し役を果たし、当局との定期的な交流できる信頼関係を構築して参りました。
これまでのような信頼関係を構築できたことも決して一人でできることではありません、日本のスタッフをはじめ各国の現地スタッフを含め、お客様の課題解決という共通の目標を掲げ、全員参加で勇気と知恵をもって、弊社がアクセスできるあらゆるリソースを活用しながら業務を進めてきた結果であると信じております。 これもひとえに社外の皆様の協力と支援の賜物と言っても過言ではありません。
結果的にこれらの協働は日本と関係国の発展に貢献し、当事者である我々も大変有益な経験と成長をもたらしました。
こうして、世界に誇る日本の大手企業を始め、1100社以上の企業から高い信頼と評価を頂き、お客様からは「対応に困ると『ハニカムさんに相談』が弊社の合言葉」とお褒めの言葉を頂くほど、着実に信頼と実績を積み上げてまいりました。
これからも、初心を忘れずに、常に感謝と謙虚な気持ちで、お客様の視点に立って、時代のニーズと変化を捉えつつ、お客様製品のグローバル展開に安心と確かさをプロデュースすることを一層追求し続けます。
②Vision―目標
これまでは「中国・台湾の化学品法規制と言えば、ハニカム」と言われる会社を目指してきました。これからは「化学品の法規制と言えば、ハニカム」と言われる会社を目指します。
対応範囲は中国・台湾から、お客様が必要とする世界各国に広げ、ここまでできるのかと言って頂けるような
化学品法規制分野における業界のトップランナーを目指しつつ、サービス・品質・納期・安心と確かさは常に世界一を追求し続けます。
・最大範囲 ➡対応可能な地域・法規・言語・サービスの最多
・最短納期 ➡同じサービスにおける世界でもっとも納期が早い
・最高品質 ➡もっとも安心と確かさを感じていただく
③Value―大切にする価値
感謝と努力
だれも一人で生きているのではなく、家族、社会、大自然の中に生かされ、支えられているゆえ、感謝しなければなりません。
感謝には大自然を創られた創造主に対する感謝、愛情を持って見守り、育くんでくれる家族や友人に対する感謝、
今生きていく場を与えてくれる社会や自然環境に置かれることに対する感謝があります。
「感謝」する気持ちは「努力」の源泉となり、努力を継続するときに感謝の念が生まれてきます。
企業は人間の集合体であり、これらの要素を持ち合わせることにより、大きな力となり、良い力が働きます。
社内外に対して、感謝する気持ちを持つことにより、努力する力も生まれてきます。
その努力により、一層の感謝が生まれ、そのような相互の良い循環が当たり前になるような日々を目指しています。
順序と秩序
順序と秩序という言葉は似ていますが、異なる意味を持っています。
まずは順序があり、そのうえ秩序が成り立ち、さらに優れた秩序から物事の原理・法則性が見出され、最も良い成果に結び付きます。
順序は優先順位であり、秩序は正しい道筋となります、弊社にとって、すべての業務と挑戦にはこの考えを必要とします。
我々は業界トップ、世界一のサービスを目指すには、日々多くの挑戦をしなければなりません。
しかし、無謀無駄な挑戦ではなく、最適な順序と秩序をもって、現段階においてどれが最適なのか、どの選択が最も効率の良い成果に到達できるのかを常に見極めながら、前進をし続けます。
また、業務や挑戦だけでなく、チーム、組織の運営までも、お客様からのご依頼業務に対し、いかに良い成果に結びつくかという考えに基づいて編成しております。
協働と感動
協働とは、二人以上の人が同じ目的意識を持ち、思いと力を合わせて協力して働くことです。
感動は、協働の過程や目標達成時に喜び合えることだと考えています。また、さらにお客様からのお礼の御言葉をいただいた際に、
より強い感動を受け、そのことがさらなる成長の糧になります。 協働は一人一人より何倍も大きな力となり、一人一人ではできないことを遥かに素晴らしく達成します。
そのような協働から生まれた感動を多く人が経験したように、弊社はこれまでもそのような協働と感動の経験を多くしてきました。
これからますます多くの同志同僚と力を合わせ、お客様のグローバル事業展開に安心と確かさ、そして、感動もお届けできる世界一のサービスの提供を目指します。
挑戦と情熱
現状も素晴らしいのかもしれませんが、より良い方法、より効率良い仕組みはきっとあると我々は常に考えています。
業界トップ、世界一のサービスを提供するには、現状に安住することなく、日々挑戦をし続けます。
壮大な目標に向かって、挑戦を続けるには、絶えず情熱が必要です。日々新たな成果が目にみえ、新たな境地が開かれた時、
その喜びと感動がまたさらなる高みへの挑戦する情熱となります。
弊社ではサービスだけでなく、業務プロセス、ITシステムなども日々改良・発展しているため、個人の潜在能力・個人の限界を突破して成長できる環境が日常的になっており、 多くの従業員は自分の限界を突破したことを体験し、新しく成長した自分に出会うことができています。
振り返ってみると、「いままで想像もしていなかった事ができるようになった」という、挑戦と情熱から生まれた大いに価値のある意識改革の実体験が今後の人生においても大いなる財産だと考えています。
2.経営の原点
「してもらいたいことを自らしていくこと」
してもらいたいことを自らしていく心構えがなければ、本当の良いサービスとは言えません。
これはサービスの原点であり、経営の原点でもあります、対顧客関係でも社内、家庭、あらゆる対人関係でも同様なことが言えます。
このような心構えは誰でもできるわけではありません、多くの場合、繰り返しの訓練が必要です。
訓練をしても、気付かずに自己本位の心構えになってしまうとき、相手やお客様の意図を正確に理解することができません。
このような心構えを持つことで、顧客本位の思考ができ、他人を思いやることに繋がります。
そうすることで、相手の真の要望やニーズの本質まで理解すれば、より良い提案とサービスが可能となります。
3.社名の由来
ハニカム・テクノリサーチ株式会社の由来とは
2006年に創業時の社名は、株式会社モバイルシステムで、業務内容をそのまま社名にしたイメージでした。
リーマンショックによる存続危機を乗り越え、システム開発から法規制業務へ業態転換をしましたが、
2011年までは旧社名のままでした。
法規制業務が拡大するにつれ、社名と業務がますます合わなくなり、どんな社名にするかを考え悩んでいた際に、
「化学」「中国」といった会社の業態、領域に関連する言葉を入れてみたらとの助言もありましたが、今は分かりやすくても、
事業拡大時に限界を考慮することなく成長できるよう、入れないこととしました。
本当にやりたい事業は何であるかを考え悩んだ末、将来にわたって末永くできることと、
どの国・時代にとっても必要、かつ有益なことから、環境・健康・安全に関わることだと決めました。
そのような事業と現在の事業と矛盾せずに使える名前として、ハニカム構造の意味と化学を表すベンゼン環の表す「ハニカム」
を社名に取り入れ、公募の末、「ハニカム・テクノリサーチ」を社名にしました。
この社名は、「エコ」「秩序」「安定」「調和」「勤勉」「奉仕」「人知を超越した知恵」といったハニカムの存在意味と
目指している「企業のあり方」を化学分野でおなじみの「ハニカム構造」になぞらえて表したものです。
具体的には、
①最上のものを提供する
ハニカム構造の代表である蜂の巣から、植物の中でも最上のものを加工して提供する。
②少ない材料で頑丈な構造
ハニカム構造は、少ない材料で丈夫な構造を実現でき、力学的に理想的な形。高剛性で大変省エネのため、宇宙航空や医学、建築などの材料としても重宝されている。
③安定性を高める性質を持つ単純かつ基礎的な化合物
化学の構造式に使用される六角形の図は、ベンゼン環と呼ばれ、6個の炭素原子が平面上に六角形状に配置されており、それは基礎的化合物の一つであり、安定性が高い。
4.情報セキュリティー基本方針と具体的施策
弊社企業理念である『お客様のグローバル事業展開に「安心と確かさ」をプロデュースしていくこと』をモットーに、お客様の貴重な製品情報をお預かりしながら、国内外の化学品法規制への総合コンサルティングをご提供するうえで、以下の情報セキュリティ基本方針に従い、具体的な施策を実現させて慎重に取り組んでおります。
【情報セキュリティ基本方針】
お客様より信託を受けた情報ならびに成果物を生み提供する「コンサルティングに関わる全ての情報」のセキュリティを保証する体制の維持発展に絶えず取り組む。
【具体的な施策】
①2011年より、当社国内外拠点を含め「全グループシンクライアント化」完了
これによりお客様からご提供いただいた機密情報に限らず、すべての情報をサーバーにて一括管理しており、一切ローカル端末等での情報保管なしでの環境にて、業務実践しております。したがって、ローカル端末からの情報漏洩防止を徹底させております。
②サーバーおよびデータベースを日本側に一元化
これにより、弊社の海外現地からも国内同様にシンクライアントによりアクセスをさせるため、海外の政治情勢の影響を受けない設置環境となっています。お客様の情報はすべて日本側のデータベースに保管されています。
③お客様の重要情報は権限者限定のアクセス
重要情報については、フォルダ管理ルールを定め、関係者(need to know)以外のアクセスを禁止しています。
※機密情報を受領する場合は、秘密保持契約の締結後とすることを徹底しています。
5.弊社経営方針、品質基本方針、
セキュリティ基本方針に基づくISQMS導入
ISQMSとは